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竹田 歴史講座

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上杉鷹山公の教え等を継承、第9回なせばなる秋まつり


 

 米沢市の松が岬公園、伝国の杜周辺で、9月24日(土)と25日(日)の両日、第9回「なせばなる秋まつり」が行われています。新型コロナにより、令和2年と3年は中止となり、今年は3年ぶりの開催となります。初日の24日は、午前10時からオープニングセレモニーが行われ、主催者の中川勝米沢市長が挨拶を行い、米沢民謡一家による開幕太鼓でまつりがスタートしました。
 午前11時からは、鷹山公を祀る松岬神社において上杉家第17代当主の上杉邦憲氏らが参列して、松岬神社秋季大祭が行われました。置賜の庭(伝国の杜西側)では、草木塔祭が開催され、山伏によるご祈祷に続いて、観客に「ばんだい餠振る舞い」(50食限定)が行われました。
 置賜地域の地元食材を使用したオリジナル丼などをお客様に楽しんでもらう第13回「米沢どん丼まつり」には、11業者14品目が出店し、2日間で5,000食以上の販売を目標にしています。交流物産展では、米沢市と交流する自治体から17団体が出店しました。
 鷹山公時代、庶民が杭などに紐で笊(ざる)を吊るし、その中に商品を入れて無人販売したという「棒杭市」は、誰一人として盗む人がいなかったと伝えられ、人を信じる心の大切さを今に受け継いでいます。
 大学生サークル「アクセルリンク米沢」が企画運営した昔あそび体験のコーナーでは、家族連れが楽しんでいました。また伝統市では、笹野一刀彫りへの絵付けなどが行われていました。24日と25日は、伝国の杜ピロティ特設ステージで、歌やダンスなどのステージイベントが行われます。