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第35回ひろすけ童話賞、すとうあさえさん(東京都世田谷区)に

1 ひろすけ童話賞委員会(委員長 髙梨忠博高畠町長)は、令和7年度「第35回ひろすけ童話賞」について、すとうあさえさん(東京都世田谷区在住)の作品「コンスケとはるのともだち」(出版社:のら書店)に決定したと発表した。(写真右=すとうあさえさん)
 ひろすけ童話賞は、ひろすけ童話の詩魂を継承し、特に、すぐれた幼年童話を創作した作家を顕彰、未来を担う子どもたちに、やさしさと思いやり、希望と向上心をはぐくむため創設している。
 同委員会は6月1日、同賞候補作品の推薦を、出版社、同人誌、作家等89件に依頼し、21社1サークル3個人から60作品の推薦が寄せられた。7月8日、予備選考委員会を開催し、第4次にわたり60点の候補作品の中から最終候補作品6点を選考、8月22日に東京で最終選考委員会を開催して決定した。
2 すとうあさえさん(本名:須藤麻江)は、1953年生まれで東京都出身の童話作家。お茶の水女子大学を卒業後、幼児教育番組の制作を経て絵本の世界に入る。1995年に出版した「いつもんさんのたんじょうび」(ひくまの出版)がデビュー作。 「子どもと楽しむ行事とあそびの絵本」(のら書店)、「はじめての行事えほん」シリーズ、「はじめてのこよみえほん」シリーズ(ともにほるぷ出版)などの著作があり、季節の移ろいや身近な自然に心惹かれながら創作を行っている。東日本大震災時の緊急燃料輸送を描いた絵本「はしれ ディーゼルきかんしゃデーデ」(童心社)の読み語りを福島、東京で続けている。
 贈呈式は、11月4日浜田広介記念館 ひろすけホールで開催され、賞状と「一筋の道」レリーフ、副賞として、賞金50万円・地産品が贈呈される。