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サクランボ等の果実の結実安定化に係る「発明特許」説明会

2 上山市楢下在住の発明家 鈴木嘉光氏は、1月20日、山形市のあこや会館に於いて報道各社に対して、さくらんぼなどの果実の結実安定化に係る「発明特許」説明会を開催した。
(写真左=説明を行う鈴木嘉光氏)
 この説明会は、近年、地球温暖化や異常気象による「凍霜害」や「高温障害」によって、サクランボ王国山形の地位が揺らぐほどの甚大な被害が発生している状況下、鈴木氏が発明した特許技術を利用することで、農家が簡単な方法で「凍霜害」と「高温障害」を回避できる方法を農業経営者に知ってもらおうと開催したもの。「凍霜害」では、令和3年に山形県内29市町村4,071haで、サクランボ等において計124億2千万円の被害が発生したほか、「高温障害」では、2022年〜2025年の4年連続して大幅な収穫減や軟化と言われる品質不良が発生している。
 鈴木氏は挨拶の中で、「山形県のサクランボは、凍霜害や高温障害によって、収穫減、作柄不良となり、農業現場の実態は厳しい状況にある。(自分は山形大学農学部を卒業後、県の農業技術指導員として長年にわたり)指導してきた立場であるが、昨年退職し、数年前から発明活動に従事し、先般、特許が公開となった。地元山形県で(特許内容の)説明する必要があると考えた。凍霜害や高温障害は、花蕾期から開花始めの生育ステージ(4月中旬頃)にどのような栽培技術を使えば、回避できるのかの発明であり、世界初の発明である。」と述べた。
3 鈴木氏は、まず高温障害による結実不良の原因は、太陽フレアの影響により2022年から2025年にかけて、増光現象が顕著となり、紫外線などの影響で果樹の花芽に被害が発生していることを挙げた。
(写真右=花蕾期の散水の有無による花や果実の状況変化及び試験データ【2025年】)
4 その対策方法として、「果樹の花芽が綻びかけた頃から開花始め頃にかけて、20度以上の天気予報が出された午前中、樹帯西側に太陽光遮へい物を立て掛け、午後から生じる日陰の空間拡大を行い、午後2時頃に、日の当たる場所の高さ1.5mの気温を棒温度計で観測し、20度以上となった場合には、防除機等を用いて日没まで断続的に園地全体に散水して花芽の雌性器官組織の熱を放散すれば、高品質果実の安定的な生産が可能となると述べた。

5 鈴木氏は、この時期に散水処理を行った場合と無散水(99.9%の方々)の場合において、満開期における花の比較を写真で示した。さらに無散水時のサクランボの果実が偽りの果実となり、軟化を引き起こしている証拠写真を示した。また東京都内でのモニタリング調査結果も口頭で説明した。
 次に、凍霜害については、「これまで学者の膨大な論文がある」と述べた上で、「実は花芽が凍って壊れるのではなく、凍った状態の時に赤外線の光が当たるとヒートショックを起こして壊れるという物理現象を発見した」とし、「朝日を当てないようにして早朝2時間、その日陰の中で自然にゆっくりと溶かすことで凍霜害は回避できる」と説明した。
 鈴木氏は、高温障害と凍霜害は、花芽が膨らみ萌芽した花蕾期から開花始めの生育ステージ(約10日間)が鍵であり、その期間に1日でも対応を怠ると取り返しのつかない被害に遭うとして、週間天気予報と花芽の生育について果樹に係る人たちに注意を促した。
 サクランボ被害の甚大性に鑑み、鈴木氏は令和7年9月20日、発明特許の閲覧利用について山形県の農業経営者に限定し、令和8年4月から令和9年6月までの期間で許諾(発明特許に係る利用料を無料)したとし、「まず山形県内の農業経営者の方々に実践してほしい」と述べた。
 鈴木氏の発明内容は、Google「鈴木嘉光」で検索すると、下記3点が特許庁の特許公開特許として出てくる。そのうち凍霜害対策に関しては、1,000万件/日のページビューがあるとし、各界からの注目の大きさを物語っている。
・凍霜害対策 :特許権の取得「遮光による凍霜害の回避法」
                     特許第7357381号2023.9.28
・高温障害対策:特許出願公開「水活用による果樹の結実安定化法」2024.10.18
・高温障害対策:特許出願公開「太陽光熱制御による果樹の高品位安定生産法」
 2025.10.30 
1 さらに、鈴木氏は令和7年12月19日、果樹の「凍霜害」の原因と対策などの実験を重ねた経過やデータなどをまとめた『人類初!世界初!特許発明「拙者、サムライでござる」』(その1)【自費出版】を刊行した。
(写真左=鈴木嘉光氏著作の表紙)
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               山形県上山市楢下74 鈴木嘉光さんまで。