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第66回米沢牛枝肉共進会、品質で選ばれる米沢牛

1 第66回米沢牛枝肉共進会(主催 米沢牛銘柄推進協議会)が、令和7年12月4日、米沢市食肉センター(米沢市万世町片子)で行われ、威勢の良い手締めでセリを開始した。
(写真右=米沢牛枝肉市場セリの資料写真)
 この日のセリは、74頭が上場(前年同時期75頭)し、参加購買者数は23社(前年同時期24社)で、出品の93%が5等級と高品質な枝肉が揃った。平均単価(税込)は、3,262円(前年同時期3,276円)とほぼ同水準で、全体として落ち着いた相場となったが、品質の高い個体には積極的な買いが入った。
 チャンピオン牛は、黒毛和種雌の416㎏の重量があり、きめ細かなサシと肉質が評価された米澤佐藤畜産(米沢市)の枝肉が選ばれ、単価(税込)が8,650円、359万8,284円で、佐藤畜産食品(株)(山形市)が落札した。
 2025年度は、飼料・光熱費の高騰、円安、輸入牛肉価格の変動、山形新幹線の長期運休による来県者の減少など、地域経済にとっては逆風となる状況だったが、行政、米沢牛の生産から流通に係る人たちが、明治8年、150年前に横浜に生きた米沢牛を引いて行き、それを仲間に振る舞い、その美味しさを世に紹介した英国人チャールズ・ヘンリー・ダラスの故事を元に、米沢牛誕生150周年を祝い、市内外にもPRしたことで、これまで重ねてきた技術と品質のこだわりが確かな評価へとつながり、次の50年、100年に向けたブランドの礎がより固まった1年だったと市場関係者は考えている。
 また33か月以上の長期肥育による旨味の向上が評価され、バイヤーによれば、関西方面からの引き合いが増えているということで、ブランドとしての価値にも大きく寄与していると感じている。
 各等級別の単価(税込)は、A‐5が3,316円(前年同時期3,390円)、A‐4が2,513円(同2,507円、税込)だった。