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白鷹町は2月16日、令和8年度一般会計当初予算案の概要に関する記者会見を開催した。
(写真右=予算概要を説明する田宮修副町長)
佐藤誠七町長が病気により2月末で退職することを受けて、町長職務代理者の田宮修副町長が令和8年度予算編成方針について説明を行った。田宮副町長は、「令和8年度予算編成期に佐藤町長が不在となったため、政策経費をおさえた骨格予算とした。継続事業は実施するが、政策的な新規事業、プロジェクトは盛り込んでいない。」と述べた。予算編成の基本的な考え方は、2年目となる「第6次白鷹町総合計画後期基本計画」に掲げる町の将来像の実現を目指し、持続可能な「人への投資」、活力ある、人と人との「つながり」が生み出す共創のまちづくりを進めていくものとした。
白鷹町の令和8年度一般会計当初予算は、94億3,000万円で、前年度比△5億1,000万円、率で△5.1%となる。令和7年の繰越明細予算(国補正分等)約6億7,000万円と合わせると、一般会計予算規模は101億円程度を見込む。
また令和8年の一般会計当初予算、特別会計、事業会計を合わせた予算額は、160億878万円で、前年度比△9億2,536万円、率で△5.4%。
(写真左=白鷹町役場庁舎)
令和8年度一般会計当初予算(案)の主要施策は、町の将来像の実現に向け、持続可能なシームレスなまちづくり(コンパクト+ネットワーク&デジタル)を推進し、人材確保やDX推進、脱炭素化の視点をもって、重点4分野である①人づくり②産業・経済③地域力④定住化に取り組む。
一般会計当初予算の歳入は、町税を前年度△719万円(△0.6%)の11億7,265万円を計上した。家屋の新造築による増加と軽自動車税の課税停止に伴う減少を加味。地方交付税は、前年度+1,800万円(+0.4%)の40億3,000万円の見込む。物価高や給与改定等への対応に伴う算定額の増加分とした。地方債は、前年比△5億7,750万円(△42.7%)の7億7,340万円を計上。橋梁安全対策事業の増加、東根地区コミュニティセンターの改修事業などが増加要因、保健センター整備事業、6次産業化推進拠点施設整備事業などの皆減による。ふるさと応援寄附金は、1億円を目指す。
歳出では、人件費を14億3,481万円(前年度比+8082万円、+6.0%)とする。令和7年人事院勧告対応による。
公債費は、12億3,158万円で、前年度比△1,883万円、△1.5%となる。
主な事業は、「人づくり」では、放課後児童健在育成事業5,655万円(継続)、保育料等無償化事業5,233万円(継続)、学校給食費支援事業4,904万円(継続)などを計上した。
「産業・経済」での新規事業は、さくらんぼ結実確保緊急支援事業(花粉等の購入への支援)8万円(新規)、農業競争力強化農地整備事業464万円(新規)、林道羽黒線橋梁改良事業800万円(新規)、企業立地環境整備事業(新産業用地整備に向けた調査等)6001万円(継続)など。
「地域力」の新規事業は、公共施設等総合管理計画改定事業165万円(新規)、公共施設照明エルイーディー化事業1,252万円(新規)、東根地区コミュニテディセンター改修事業(外装塗装等)1,810万円(新規)、消防ポンプ自動車購入事業2,587万円(新規)など。
「定住化」では、地域おこし協力隊事業に2,944万円(継続)、女性・子育て世代・若者のくらしとしごとブランディング事業2,000万円(継続)、ふるさと移住応援プログラム(移住コーディネーターの設置等)1,248万円など。
「シームレスなまちづくり(コンパクト+ネットワーク&デジタル)」では、緊急自然災害防止対策事業(河川等)650万円(新規)、学校図書館連携事業(学校図書館電算化)133万円(新規)。
主な財政指標は、一般財源比率が61.2%(前年度57.6%)でアップ。地方債依存度は8.2%で△5.4%と減少した。地方債残高(臨時財政対策債を除く)は、91億1,960万円で、前年度比△1億6,150万円、△1.7%となる。
予算案の審議日程は、2月24日に開催される議会運営委員会で決定され、3月定例会の初日に上程される。3月22日に行われる町長選挙後に、新町長による政策が補正予算などで実行されていく見通しである。
田宮修副町長は、町長選挙に立候補するため、2月16日で辞職した。