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米沢の春を彩どる「米沢上杉まつり」を主管する米沢上杉まつり実行委員会(実行委員長 宮坂宏氏=米沢観光コンベンション協会会長=)は、4月16日、置賜総合文化センターにおいて、令和8年「米沢上杉まつり」の開催内容に関する記者会見を開いた。
(写真右=挨拶する宮坂宏実行委員長)
宮坂実行委員長は、「米沢上杉祭りは、歴史と伝統があり、市民が誇れるお祭り。米沢の良さを外に知らしめ、安全・安心を確保しながら楽しく記憶に残す運営をしていきたい。民踊流しでの新花笠音頭は、新しい取り組みとして皆様に受け入れてもらえるのではないか」と述べた。
まつりのコンセプトは、「敬、楽、伝、招」として、上杉神社の例大祭を皮切りに、4月29日から5月3日までの期間、上杉神社・松が岬公園・松川河川敷の周辺、市内一円で行われる。
初日の4月29日午前8時半から、伝国の杜前広場特設ステージにおいて、開幕祭オープニングを行ったのち、午前11時15分から12時40分まで、旧米織会館から伝国の杜までの区間で、総勢23団体、800名が新花笠音頭と花笠音頭の交互を踊り歩く。参加者は2つの幼稚園が新たに加わり、昨年よりも2団体110名余り増加した。
本年より民踊流しを盛り上げるため、「米沢新調」に代えて、25年ぶりに「新花笠音頭」をパレードに組み込んだ。民踊流しは昭和40年、米沢織の普及を目的に「米沢新調」の踊りと共にはじまり、昭和46年からは、「米沢新調」と「新花笠音頭」を交互に踊るパレード形式となり、平成13年まで30年間にわたり行われた。平成14年、上杉鷹山公生誕祭で、これまでの民踊流しと米沢の花笠まつりを統合し、「米沢新調」と「花笠音頭」の交互でのパレードに切り替わった。平成15年からは、現在の開幕祭の形式として引き継がれている。
「新花笠音頭」は、昭和38年に米沢で誕生し、昭和46年から民踊流しで親しまれてきた伝統ある踊りで、今回、藤美会などの団体からの提案があり待望の復活につながったもの。「新花笠音頭」は、矢野亮作詩、吉田矢健治作曲で、三橋美智也が歌う音源があるが、初日の民踊流しでは、「民踊一家」が生の歌を披露する。「新花笠音頭」が、今年の「米沢上杉まつり」のトピックの一つと言える。
民踊流し参加団体は、これまでに数度、体育館での練習や藤美会から招いて練習を行っており、その模様は、「新花笠音頭 練習用動画」としてユーチューブで公開されている。
また民踊流しを除いた時間で、午前9時から午後5時半まで、35団体521名によるステージイベントが繰り広げられる。
5月2日は、午後4時半から5時半まで、伝国の杜前広場「武てい式舞台」において、上杉神社古武術奉納演武会2026が開催される。山形市、川越市、伊達市、米沢市の4団体が、居合術や刀剣術、棒術などを披露する。
(写真左=令和7年に行われた川中島合戦を前に、武てい式を行う上杉軍団)
当日午後6時半から7時半までは、伝国の杜前広場で「武てい式」、5月3日は、米沢市内で午前9時半から12時半まで「上杉行列」、午後2時から3時半まで、松川河川敷で「川中島合戦」が例年の様に行われる。「上杉行列」は、上杉松岬両神社神輿渡御、小学生等パレードに981名、「上杉軍団行列」に338名、「川中島合戦」には、上杉軍総勢約300名、武田軍総勢約220名の計約520名が熱い戦いを見せてくれる。
5月3日の上杉軍団行列で謙信役となるのは、新潟県胎内市在住の渡辺悟さん。全国からの8名の応募者の中からオーディションで、立ち振る舞いや「いざ出陣!」などを演技してもらい選ばれた。5月3日の「上杉行列」において、馬上の謙信として登場する。渡辺さんは、「義を重んじた武将として知られるその精神を体現したい」と抱負を述べている。渡辺さんは、午後に行われる川中島合戦でも一般参加するという。
主催者は、今年のまつり期間中の観光入込数を17万5千人の目標を設定している。昨年は、ディズニースペシャルパレードがあり、20万2千人を数えた。4月29日から5月3日まで、会場周辺で交通規制が行われる。
お問い合わせは、米沢上杉まつり実行委員会 電話 0238−22−9607、オフィシャルホームページは、「米沢上杉まつり」で検索。