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なせばなる秋まつり、門外不出の「綱木獅子踊り」披露



 第12回「なせばなる秋まつり」が、9月27日(土)・28日(日)の2日間、米沢市松が岬公園、伝国の杜周辺、ほかで行われ、米沢どん丼まつりや米沢マルシェで米沢の食を味わい、また種々のイベントで賑わいました。まつり期間中は、晴れ後曇りという天気で、最高気温も26.4度から27度と過ごしやすい気温でした。「なせばなる秋まつり」は、米沢藩第9代藩主上杉鷹山の教えや自然への畏敬など、現代に伝わる精神文化を次代に継承し、米沢の食を味わい、交流の輪を広げながら多様な秋まつりを楽しむことを目的に開催されています。
 また交流自治体等の特産品や物産品などを販売する交流物産市、江戸時代の米沢で庶民が杭などに紐を吊るし、その中に商品を入れて販売していたことを再現する棒杭市、メインイベントとも言える第16回「米沢どん丼まつり」は、両日午前10時から午後3時まで伝国の杜前広場で行われ、大勢の人が丼を買い求めていました。大学生サークル「アクセルリンク米沢」が運営する昔遊び体験・謎解きゲーム、江戸時代から今に伝わる米沢の伝統工芸(米沢織、笹野一刀彫、米沢焼など)の展示、体験、販売が行われました。
 28日午後には、門外不出とされてきた「綱木獅子踊り」が伝国の杜前広場で開催され、観客は地域で大切に守られてきた伝統芸能を堪能しました。
 子供達は、スポンジ刀を使用したやまがた愛の武将隊の模擬合戦を楽しみました。今年の「なせばなる秋まつり」の入込数は、27日が18,000人(前年19,000人)、28日が26,000人(前年27,000人)の計44,000人で目標50,000人(前年46,000人、令和5年55,000人)に及びませんでした。