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米沢牛150周年ダラス先生感謝祭、米沢牛焼肉21kgが振舞い



 明治初期、米沢の興譲館洋学舎に赴任した英国人C.H.ダラスが任期を終えて横浜に帰る際に、生きた牛を引いて仲間に振る舞ったところ、大変な美味と評判になり、それから米沢牛の取引が始まったという故事から150年となる今年、米沢では「米沢牛150周年」として様々なイベントが開催されています。
 さらにC.H.ダラスは、1875年「初日の出」というリンゴを植え付けたことが、米沢におけるリンゴ栽培の始まりとされます。米沢市の「味のABC」のA:(apple)とB(:beef)の2つの「150周年」を祝う米沢市農業まつり実行委員会主催の「秋の贈り物!ダラス先生感謝祭150周年フェスタ」が、米沢市役所駐車場で行われました。フェスタの開催にあたり、午前10時25分から開会セレモニーが行われました。
 会場には、キッチンカーのほか、青空マルシェ2025の出店ブースが並び、米やネギなどの新鮮な野菜、リンゴの即売会が行われました。
 米沢牛の試食ブースには、米沢食肉組合加盟7社から米沢牛計21㎏が提供され、湯気を立てながら鉄板で焼かれた焼肉が、約500人に無料でふるまわれ、ブースの前には長蛇の列ができていました。米沢食肉公社の米沢牛入りの天元豚ウインナーも香ばしい匂いが漂い、大勢が味わっていました。
 米沢市役所1階の市民ホールでは、米沢ダラス協会が作成したC.H.ダラス展のパネルが展示され、C.H.ダラスの生涯と業績、米沢ダラス協会の活動などが紹介されました。
 米沢市在住のシャンソン歌手ほのかさんと、高畠町で活動している「Dragon tears 絆」による「よさこいソーらん」がアトラクションとして登場し、会場を盛り上げました。
 開会セレモニーの頃の小雨は、すぐに晴れ会場は大勢の市民で賑わいました。