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支倉常長記念「歌と踊りの公演」、終焉の地宮城県大郷町


 

 米沢生まれで、慶長18年(1613)、伊達政宗の命により「慶長遣欧使節」を率いて太平洋と大西洋を渡り、スペイン国王やローマ法皇に謁見した支倉常長を記念する「歌と踊りの公演」が、2月15日午後1時から、終焉の地とされる宮城県大郷町文化会館で開催され、来賓や町民ら約100名が参加しました。
 このイベントは、大郷町まちおこし協議会(渡邊健一郎会長)と昨年設立された支倉常長大郷顕彰会(児玉幸司会長)が主催したもので、支倉常長の偉業を広く世に伝え、町のブランド力を高め、町民の町に対する誇りを醸成することや、地域活性化を目的に開催されたものです。
 オープニングでは、支倉常長供養舞「郷さんさ」が郷さんさ保存会のメンバーによって、古風で優雅な舞が披露されました。続いて、開演の挨拶、石川良彦町長らが祝辞を述べた後、来賓の紹介が行われました。
 「歌と踊りの公演」の部では、はじめに地元による歌と踊りが繰り広げられました。キリスト教讃美歌312番「いつくしみ深し」に始まり、100年前、大谷尋常高等小学校教諭浅野末治氏が作詞・作曲した「支倉常長の歌」は、現在、町の防災無線の昼の時報として放送されています。
 また大郷町の中高生によるヒップホップダンスで、「支倉常長の歌」、「HEYA(ヘイヤ)」をエネルギッシュな踊りで見せてくれました。
 記念コンサートでは、大郷町出身のメゾソプラノ、赤間夏海さん、大和町出身のピアニスト、原田満梨奈さん、利府町出身のフルーティスト、佐々木舞さんの3名による日本の歌やオペラなど、10曲が披露されました。
 「郷の夕暮れ」、「ビバ!ツネナガ」の曲は、大郷町在住の渡邊健一郎さんが作詞・作曲したもので、原田満梨奈さんが編曲しました。「郷の夕暮れ」は、支倉常長が東成田に隠棲し、遠くの船形山の夕暮れを眺めながら、苦難の末にたどり着いた華やかなローマを思い出し、感慨に耽る胸の内を歌にしたものです。
 また「ビバ!ツネナガ」は、伊達政宗の命により慶長遣欧使節としてローマに赴くも、目的を果たせずに失意のうちに帰国し、東成田の地に隠れ住み生涯を閉じた、その生涯を歌ったものです。
 最後に、支倉常長率いる慶長遣欧使節一行の旅程を歌に託し、スペイン風に曲を構成し楽しく踊れる「ビバ!ツネナガ音頭」が初めて発表されました。今年の夏には、大郷町の盆踊りで町民に踊ってもらうことにしています。参加者は、踊り方の説明を受けた後、ステージの踊り手とともに音楽に合わせて体を動かしました。