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新々刀の祖 刀匠 水心子正秀没後200年記念式典


 

 寛延3年(1750)、現在の南陽市中川元中山に生まれ、江戸時代後期の刀匠となり、「新々刀の祖」と呼ばれる水心子正秀の没後200年を記念する式典と講演会が、令和7年9月15日、南陽市内の2箇所の会場で行われました。水心子正秀を記念するイベントでは、昭和50年に、没後150周年記念として、烏帽子山八幡宮境内に顕彰の碑が建立されています。
 主催したのは、刀匠 水心子正秀没後二百年記念事業実行委員会(神尾伸一委員長)で、同実行委員会は、水心子正秀の偉業を顕彰し、史実を未来へつなごうと、同年7月4日に南陽市立赤湯小学校で、7月9日に同赤湯中学校で、加藤正人氏が講師となり、「ふるさとの刀工 水心子正秀」と題する記念講話を開催し、また同年8月2日から3日には、烏帽子山八幡宮において、「特別展 御神宝刀剣展」の記念事業を開催して700名余りが来場しました。
 9月15日は、事業を締めくくる記念式典と記念講演を行ったものです。はじめに、午前8時より生誕の地である南陽市元中山にある諏訪神社で、記念式典が行われ、40名余りが参加しました。参加者は神事で玉串を捧げ、水心子正秀の御霊に頭を垂れ、その偉業を改めて思い起こしました。竹田栄寿副実行委員長や市議会議員らの来賓の挨拶後、水心子正秀の生誕地とされる場所で献花と記念撮影を行いました。
 続いて午前9時30分から、水心子正秀の記念碑がある南陽市赤湯の烏帽子山八幡宮において、約100名が出席して記念式典と記念講演が行われました。記念式典では、神事に続いて、神尾伸一実行委員長や白岩孝夫南陽市長ら来賓が挨拶しました。
 記念講演では、まずはじめに、令和5年、南陽8ミリクラブが編集した「ふるさとの刀匠 水心子正秀」が上映されました。続いて、財団法人日本美術刀剣保存協会山形支部副支部長で、元最上義光歴史館館長、山形県文化財保護協会専門員の布施幸一氏が「郷土が生んだ名刀工 水心子正秀」と題して、1時間余りの講演を行いました。
 布施氏は、水心子正秀の生涯に関わる主要人物や、作刀数と刀剣の特徴、著書とその意義などについて講演しました。
 神尾実行委員長が、「水心子正秀の偉業を未来へ継承していくことの大切さ」を述べて、記念事業の全てを終了しました。
 最後に、参加者は水心子正秀の記念碑前で記念撮影を行いました。