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1,200人が参加、酒田市の最上川下流・赤川で総合水防演習


 

 国土交通省は、毎年5月を「水防月間」と定め、気候変動の影響により激甚化・頻発化する自然災害に対して、関係者が協働して流域全体の治水対策に取り組む一環として、水防訓練や水防活動のPR、水防意識の高揚を図っています。
 5月31日、総員1,200人が参加して、「令和8年度最上川下流・赤川総合水防演習」が、酒田市の出羽大橋下流で開催されました。主催したのは、国土交通省東北地方整備局、山形県、最上川下流・赤川流域5市町(酒田市・鶴岡市・三川町・庄内町・遊佐町)です。
 総合水防演習は、東北6県持ち回りで開催され、山形県では、2018年に「最上川中流総合水防演習」が行われました。この演習では水防技術の向上・伝承及び水防団の士気高揚を図り、幅広い主体の参加による地域社会全体の防災意識の向上、実践的なシナリオによる災害対処能力のさらなる向上を図ることを目的に水防月間の中核的行事として毎年開催され、酒田市での開催は、2005年以来21年ぶりとなります。
 午前9時からの開会式では、主催者として、佐々木紀(はじめ)国土交通副大臣、吉村美栄子山形県知事が挨拶し、続いて演習本部長である永尾慎一郎山形県県土整備部長が訓示を行いました。
 演習では、はじめに、演習想定が発表され、災害対策本部の設置、河川巡視に続いて、水防団によって決壊対策、漏水対策、越水対策といった水防工法の実戦訓練が行われました。吉村県知事らが訓練の視察と激励を行いました。
 次に総合防災訓練が行われ、国・県・市町村・関係機関の連携訓練、避難訓練、自衛隊派遣要請訓練などの情報伝達訓練、自衛隊・警察・消防による救出訓練や日本赤十字社による救護訓練、ドローンといった新技術の機材を活用した訓練が行われました。
 炎天下でしたが、参加者は2時間半に及ぶ訓練を終え、閉会式に臨みました。会場には、降雨体験装置による豪雨体験、防災車両展示、地元物産展も行われました。水防演習の内容は、YouTubeでライブ配信が行われました。